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2012年12月21日 金曜日

所得税 がん保険

1 がん保険

 年末調整真っ只中の今現在、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 先日、年末調整の改正点として、生命保険料控除のことについて触れましたが、今回はその補足という形になります。

 がん保険についてです。これは国税庁の質疑応答事例集にも載っていることになります。

 がんになったことにより保険金が支払われる、いわゆるがん保険の保険料は、生命保険料控除の対象となるかどうかです。


 結論から言うと、がん保険の保険料は生命保険料控除の対象となります。


2 国税庁webページより引用


 以下、少し国税庁のページから引用します。

 生命保険会社の締結した疾病又は身体の傷害その他これらに類する事由に基因して保険金等が支払われる保険契約のうち、医療費等支払事由に基因して保険金等が支払われるものは、生命保険料控除の対象とされています(所得税法第76条第1項、第2項、第6項、第7項)。
 照会の「がん保険」は、被保険者ががんに罹患した場合に一定の保険金を支払うものですので、医療費等支払事由の一つである「疾病若しくは身体の傷害又はこれらを原因とする人の状態」(所得税法施行令第208条の6第2号)に基因して保険金等が支払われるものと認められます。

 よって、がん保険は生命保険料控除の対象となります。


3 区分

 先日の話のおさらいですが、今年から5-5の区分が4-4-4の区分に改正されております。
 がん保険は、(24年度中に契約していれば)新規に設立された介護医療保険料控除の枠に入ります。

 本年はがん保険の加入者が増えたと耳にしました。
 控除枠をフルに利用する節税のためかは分かりませんが、多少なりとも節税効果はありますので、考慮した方はいらっしゃるのではないかと想像します。

 ちなみに、がん保険の契約が23年12月31日以前に締結したものは旧生命保険契約になっておりますので、残念ながら節税対策にはなりません。

投稿者 税理士法人T&Aコンサルティング